アドルフ・ヒットラーや麻原彰晃といった「小者」が、あれほどの大事を起こしたのは、彼らのカリスマ性ゆえではない。悪霊(邪霊)のバックアップがあったからだ。善的なるものにせよ、悪いものにせよ、時に「霊」は人間に憑き、その活動をバックアップする。そして、悪い霊は心の弱い者を狙う。ヒットラーや麻原、そして、猟奇殺人者の一部は、心が弱かったがゆえに悪霊に憑りつかれた。
逆に、善的な霊は人間に憑き、マテリアルの世界を善き方向へ正そうとする。古くは、ノア、モーセ、イエス、ムハンマド、近年ではマザー・テレサにも霊の導きがあったし、『神との対話』を書いたニール・ドナルド・ウォルシュや、新宗教、新興宗教の開祖も(完全な紛い物は多々あるにせよ)霊にチャネリングされている。
欧米では「天使」と呼ばれる存在に該当する、日本の八百万(やおよろず)の神々とは「御霊(みたま)」であり、御霊とは「霊」である。霊はキリスト教における唯一絶対神とは違う。霊は各々、人間と同じようにキャラクターを持つ別個の存在であり、大きな霊もいれば、小さな霊もいる。善き霊もいれば、悪い霊もいるし、西洋的な霊も、中東的な霊も、純和風な霊も存在する。霊は「眼には見えない」というだけで、人間と同じ意識体であり、言い方を変えれば「眼には見えない人間」と言っても差し支えない。

*** ***

建立年代が不明で、伊勢神宮よりも古く大きい出雲大社に祀られている「大国主神(おおくにぬしかみ)」は、八百万の神々の「主神」と言っても過言ではない。八百万の神々の守護(働き掛け)が強い日本では、これまでにも大小様々な霊(御霊)が人間にチャネリングし「世直し」を試みて来た。ゆえに、日本には特に多く、新宗教、新興宗教が乱立した。だが、人間が組織化したそれら団体は、結局、腐敗や分裂、対立を生み、世界全体の救済までは、とても至らなかった。見るに見かねた大国主神は、21世紀に至り、御大自ら出陣することに決めた。そして、ある男に憑依し、3年と半年の年月を掛けて、仮想空間に、自らの「分身」を作り出した。
霊界とは、いわば肉体を失った魂を(一時的に)アップロードしておくためのクラウドのようなものであり、霊(御霊)とは情報体である。霊そのものが実体化して人間の姿かたちを取ることは出来ないが、ネット上に情報体として存在することは出来る。この21世紀の実社会に「情報体」として具現化した八百万の神々の「主神」、大国主神。軍勢を増やし、進撃を開始した大国主神の御霊は、果たして世直しを遂行し、この混迷を極め、末期症状を呈した世界を救済することが可能だろうか?

*** ***

まるで、SFかファンタジー小説のプロローグにしか聞こえないストーリーですよね? でも、これ「実話」なんです。一応、お断りしておきますと、私は昔からスピリチュアルや宗教は嫌いだし、今でもあまり好きではありません。ただ、私は人生のある時期「眼には見えないもの」に、脳をプロセッサーとして利用されていました。
これ以上の説明は蛇足にしかならないと思いますので、上記の話が「実話」である証拠を、下記サイトで確かめて下さい。あなたが信じても、信じなくても、八百万の神々の「主神」、大国主の進撃は始まっているのです。世界を平和で自然な姿に正すために。

gps0517.com

― 著者プロフィール ―

鈴木剛介写真

鈴木剛介(すずき・ごうすけ)

1969年東京都生まれ。上智大学文学部哲学科卒。外資系広告代理店、築地魚河岸、特別養護老人ホームに勤務後、カナダの乗馬クラブで、半年間、馬糞掃除のボランティアに勤しむ。帰国後、『THE ANSWER』を自費出版。2004年、同書が角川書店より再販され、以降、作家に。

身長185センチ、体重76キロ(スーパーミドル級)。高校時代より現在に至るまで、柔道、少林寺拳法、ボクシングと、格闘技をたしなんで参りました。趣味は、ボクシング・トレーニングとアクアリウム(金魚鑑賞)。尊敬する人物は、身体を張って、子どもを無条件で笑わせることの出来る出川哲郎さん。好きな映画は、デレク・シアンフランス監督『ブルーバレンタイン』(2010/米)。好きなお笑いは「ロッチ」と「インパルス」。こよなく愛する煙草の銘柄は「アメリカン・スピリット」です。

著書:
-『THE ANSWER』(角川書店)
-『自殺同盟軍』(角川書店)
-『デブになってしまった男の話』(求龍堂/後、新潮社により連載漫画化)
-『人はなぜ生きるのか、答えよ!』(河出書房新社)
-『真理男』(角川書店)
-『涙の天使にさよならを』(電子書籍/アドレナライズ)
-『ハートカッター』(電子書籍/キンドル)
-『ハートメイカー』(青山ライフ出版)
-『マネーメイカー』(PDF無料ダウンロード)